宝石の特徴と取扱い方法-ダイヤモンド その①

皆さん、いかがお過ごしですか?
私は日陰の多い道を選んで、会社までの道のりを遠回りする日々が続いております。

暑さと湿気のダブルパンチは、宝石にとってももちろん良いものではありません。
これから、不定期かつタイムリー(?)に宝石の特徴と取扱い方法についてお話ししていきたいと思います。

第一弾は宝石の王様、ダイヤの特徴についてです!
ダイヤはひっかき瑕がつきにくいことは多くの方がご存知かと思います。
そのため、高度な加工が必要なデザインやリフォーム、修理をしやすいという長所があります。
反面、硬すぎるため、ダイヤ同士が当たったり、こすれたりすると、擦り傷がついたり、互いに削りあったりするので、取扱いに注意が必要です。
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また、意外と知られていないのが、割れやすいことです。
結晶が規則正しく並ぶことで表面が硬くなっているダイヤには、その規則正しさゆえに特別に弱い方向があり、運悪くその角度でぶつけたり落としたりしてしまうと、比較的小さな力でも割れてしまうことがあります。
この性質を劈開性(へきかいせい)と呼びます。

逆に、実は割れにくいのが翡翠です。小さな結晶が繊維状に集合した翡翠は割れにくさを示す靱性(じんせい)が高いのです(翡翠についてはまた後程!)。

これらのことから、私はダイヤの硬さは「スパッと割れる竹」、翡翠の割れにくさは「粘りのある鉄」のイメージを抱いています。

その他にも、ダイヤは熱や化学薬品に強く、また油分となじみやすい特徴があります。
次回は、これらの点を踏まえて、お手入れ方法についてお話しさせていただきますね。
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