1月の誕生石/ガーネットその2 赤いガーネット

1月の誕生石〈ガーネット〉シリーズの2回目です。

前回は、ガーネットという宝石の色の多彩さについてのお話でした。
今回は、その中でも最もポピュラーな赤いガーネットについてです。

やはり、ガーネットといえば、こっくりとした深い赤を思い浮かべるのではないでしょうか。日本での〈柘榴石〉という呼び名も、柘榴のような赤を思い起こさせるネーミングですね。

ガーネットの結晶は、丸いかたまりがたくさん寄せ集まっている形になっています。
その形が最も一般的なガーネットの色である赤い色によって柘榴の実のように見えたことから、「granatum(グラナトゥム)=種がたくさんある」という意味のラテン語になぞらえて「ガーネット」と名付けられたといわれています。

たくさんあるガーネットの種類の中で、最もポピュラーなものは、ワインレッド(褐色がかった濃い赤色)のものです。
これは【アルマンディン・ガーネット】という石です。

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このネーミングは、この色のガーネットをたくさん産出していた小アジアの町の名前「Alabanda」が由来とされているようです。

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赤いガーネットの中でも、真紅で内側から炎のように煌めくものがあります。
赤いガーネットの中で最も美しいといわれるこの石を
【パイロープ・ガーネット】と呼びます。

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パイロープとは「炎のような」という意味のラテン語「Pyr」から名付けられています。
名前の通り、真っ赤で内側から煌めくような赤が特徴。
しかし、同じ赤系のアルマンディン・ガーネットとの区別は鉱物に含まれる成分の違いだけで色合いからだけではあまりきちんと区別は付けられないというのが本当の所なのですが…

燃え立つような赤が情熱的ですね!

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少し青味がかかったピンク色の可愛らしいイメージのガーネットもあります。
それが【ロードライト・ガーネット】という石です。

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ロードライトとは、ラテン語で薔薇を意味する「Rhodo」と石を意味する「Lite」を組み合わせたネーミングです。
その名の通り、薔薇のような可憐で華やかな色合いが人気の石です。

次回は一転!
一般的な赤い色味ではなく、正反対の緑色のガーネットについてお話しします!

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